老化は細胞が死ぬことで進むと言われています。
その細胞の死滅を防止することで、老化を遅らせて若さを保つことができると言われたらどう思いますか?
「ちょっと信じられないけど、本当にあるなら知りたい!」と思いますよね。
実は長寿遺伝子の存在が知られています。その名も「サーチュイン」。この長寿遺伝子が活性化することで、生物の寿命が伸びると言われています。
もちろん研究段階なので、まだまだ不明確な部分も多く、否定する立場がいることも確かです。
でも、何歳になっても美容を追求したい私たちとしては「そんな夢のような遺伝子があるならなんとかして活性化させたい!」と思いますよね。
そんなあなたに朗報があります!この長寿遺伝子は、全ての人が持っているんです!
でも、普段はあまり活発ではないので、長寿遺伝子を働かせる必要があります。
エイジングケアに励む私たちにとって奇跡のような遺伝子が、どうすれば活発になるのかについてご紹介します!
長寿遺伝子をアクティブにする方法①
1つ目は、適度な運動です。「また来たか、適度な運動。。」と思いますよね。
とにかく身体が健康な状態であることが何にとっても大切ということです!
普段から健康を意識しているなら、すでに実践していることだと思うので、是非その良い習慣を続けてください。
適度な運動って?
適度な運動というのは、じんわりと汗を書くくらいの運動です。激しい運動をしていると、身体に活性酸素が増えてしまいます。
活性酸素は老化への切符のようなものです。身体に良いことをしているつもりが、老化を進めることにもなりかねません。
なので、ウォーキングとジョギングの間くらいのペースで早歩きするのがおすすめです!
さらに、「ゆっくり」と「早く」を交互に繰り返すのが良いとされています。
長寿遺伝子をアクティブにする方法②
2つ目は、カロリー制限です。「ここでも出たか!」と思われたと思いますが、それだけ健康な身体には大切なことなんです。
メタボリック症候群の人は長寿遺伝子が活性化されていないこともわかっています。
少し専門的なお話になりますが、食べすぎると体内のミトコンドリアが活性酸素を出すようになります。
活性酸素は老化への切符でしたね。
逆にカロリー制限をすると、ミトコンドリアは活性酸素を抑制するような物質を出すようになります。
これが長寿遺伝子をアクティブにすると言われています。
30%のカロリー制限をした人はミトコンドリアが31%増えていて、全員の長寿遺伝子がアクティブになっていたそうです!
でも、過度なカロリー制限はタンパク質や必要なビタミンやミネラルが不足になりがちです。
長寿遺伝子をアクティブにする方法③
3つ目は、抗酸化物質「レスベラトロール」という特別なポリフェノールを摂取することです。
やっとよく聞かないものが出てきましたね。(少し安心)
このレスベラトロールはブドウの皮に含まれているので、ワインにも含まれているポリフェノールです。
でも、効果的な量を摂りこもうとすると、1日にワイン100本飲まないといけないくらいだそうです(笑)
「ワインを飲めば良いんだ!」と思ったお酒好きの人には残念なお知らせとなってしまいました。
とにかく、健康的な食事と適度な運動をベースに生活することで、長寿遺伝子をアクティブにするだけではなく、他の美容効果も期待ができるので、身体に良い生活習慣に取り組んでいきましょう!