10代、20代はそこまで気にしていなかった肌の色。目元や口元のくすみがあると顔の印象は一気に暗くなり、魅力が半減してしまいます。
「これってシミなの?くすみ?」と思っている方のために、この記事では、くすみ肌の原因とその対処法についてご紹介します!
ポイント
くすみの進行を抑えることがエイジングケアには必要!
くすみ肌の原因
肌のくすみには大きく4つの原因があるとされています。それぞれのタイプについてご紹介するので、あなたがどのタイプなのかチェックしてみてください!
原因がわかれば、原因の元を極力無くすようにすれば良いので、まずご自身のくすみの原因タイプを知ることが大切です!
乾燥によるくすみタイプの原因
エアコンの効いた部屋にいることが多い方や、洗顔のしすぎなどによって、肌のキメが乱れたり、ハリが低下してできた影によって暗く見えるくすみ肌です。
乾燥で紫外線などの外的刺激が肌に届きやすく、バリア機能が低下している可能性があります。
白く粉をふいたようになったり、毛穴が目立っている方はこのタイプかもしれません。
メラニンによるくすみタイプの原因
紫外線を浴びたり、顔を洗いすぎると、肌を守るためにメラニンが作られます。
メラニンが大量に排出されない状態になると、日焼けのような薄い褐色が沈着してくすんで見えるようになります。
肌が茶色っぽい色にくすんでいる方はこのタイプだと言えます。
血行不良によるくすみタイプの原因
血の流れが悪くなると、身体に必要な栄養や酸素などが行き届かなくなるため、身体のいろんなところに不調が出ます。
特に生命維持に必要ないところは後回しにされるので、不調が出やすくなります。
お肌も生命維持に必要がない器官なので、不調になりがちです。
毛細血管に血が行き届いていないと血管が青く目立ってきます。そのため、顔色が悪い感じのどんよりとしたくすみになります。
目の下のクマが気になっている方はこのタイプだと言えます。
糖化によるくすみタイプの原因
「糖化」という言葉は最近注目されているので、あなたも聞いたことがあるかもしれません。
「糖化」とは、身体の中の取り過ぎた糖が老化物質を作り出してしまう反応のことで、肌や髪の毛、骨など全身の廊下を進行させ、体調不良や糖尿病や高血圧やがんなどの病気の原因になると言われています。
糖化によって作られる「AGEs(最終糖化生成物)」が黄褐色なので、黄色っぽいくすみにつながります。
肌が黄色っぽく透明感がない方はこのタイプだと言えます。
くすみ肌の対策
あなたはどのくすみ肌タイプでしたか?肌のくすみの原因に合わせた対策が必要になります。
それぞれご紹介しますので、是非あなたにあったくすみ肌対策を見つけてください!
乾燥によるくすみタイプの対策
お肌のうるおいが低下しているので、とにかく乾燥から逃げてください。
まずは部屋の加湿をしましょう。エアコンを控えめにする、デスクにミニ加湿器を置くなどの乾燥対策を!
また化粧水をたっぷりとつけてスキンケアすることも大切です。化粧水の後は、適度に油分の入ったクリームやオイルなどで、水分の蒸発を防ぐこともポイント!
化粧水をたっぷり使うようにしてください。安い商品でも良いので、とにかく贅沢にたっぷりと使うことが大切です。高い化粧水を使っていても、ちびちび使っていては十分な保湿ができません。
枯れた土地に恵の雨を降らせるように、バシャバシャと使ってあげてくださいね。
メラニンによるくすみタイプの対策
肌への刺激によってメラニンは活性化します。紫外線を避けることはもちろんですが、肌の薄い部分へのマッサージなども避けましょう。
流行りの美顔ローラーで頬骨あたりをゴリゴリするなんてもってのほかです!肌はデリケートな器官なので、優しく扱うようにしましょう。
紫外線を浴びるとくすみが出るだけではなく、肌内部に活性酸素ができてしまいます。そうなると、肌の働きが低下するので、いろんな肌トラブルの原因にもなります。。
なので、日焼け止めはマストでお願いします!紫外線は1年中降り注いでいるので、夏場以外もしっかりとUV対策をしてくださいね。
血行不良によるくすみタイプの対策
血行不良を改善するためには、とにかく健康な身体づくりが大切です!そのために3つの対策をご紹介します!
まずは運動!
血液は筋肉のポンプを利用して全身をめぐっています。筋肉が使えていないと、その分血の巡りも悪くなるので、定期的に運動して筋肉を動かしてあげてください。
軽いランニングやウォーキング、通勤されている方なら積極的に駅の階段を利用するなどして、日常に運動を取り入れると楽ですよ。
気合を入れてジムに通おうとしても、続かないことも多いと思いますので。。
2つ目は入浴!
体が冷えていると血行が悪くなります。しっかりとお風呂に浸かることで血行が改善されます。
ゆっくり時間が取れないなどでシャワー派の方もいると思いますが、シャワーだけだと身体の表面しか温まりません。
身体の中から温めることで血の巡りがよくなるので、ぜひ毎日入浴するようにしてください。
温浴効果のある入浴剤を使う、お風呂につかりながら腕や足をマッサージするなどするとなお良しです!
3つ目は食事!
食べ物選びも大切です。身体を温める食材を選ぶようにしましょう。
ショウガやレンコンやゴボウなどの地中で育つ根菜類は、身体を温める食材として有名です。
その他、寒い地域で採れるりんご、ぶどう、さくらんぼなどもおすすめです。
身体の代謝を高めることで、身体を温めることが期待できる発酵食品も積極的に食べるようにしましょう。
くすみ対策だけでなく、その他の肌トラブルにも効果のある対策です。
健康な身体づくりによって身体のいろんな不調が改善されていくので、ぜひこの3つは日常的に取り入れるようにしてくださいね!
糖化によるくすみタイプの対策
体内に糖質が溜まると、AGEsと呼ばれる物質が作られます。それが糖化と呼ばれる現象で、それを抑えることが糖化によるくすみ肌の対策です。
糖化を抑えるためには、過剰な糖質を避けることが第一です!そのために、血糖値を上げない食事の採り方が大事!
まずはスイーツ類を減らしてください。甘いものやご飯類、パンや麺類も糖質の塊です。
パスタ好きな方も多いですが、糖質を大量に摂取することになるので、そういう食事を続けていると糖化を促すことになります。
とはいえ、野菜やお肉だけ食べる生活をするのは難しいですよね。
コンビニで朝ごはんや昼ごはんを買っている人ならわかると思いますが、買えるものがほぼないですよね。。
そういう方におすすめしたいのが、野菜から食べるようにすることです!
野菜から食べることで、糖の増え方を抑えられるんです。
小腹が減った時はナッツ類を食べることで、血糖値の上昇を抑えることができるので、おやつはナッツ類がおすすめ!
くすみ肌の原因と対策のまとめ
くすみ肌にはいくつか原因がありました。乾燥、メラニン、血行不良、糖化。それぞれに対策があるので、是非ご自身のくすみの原因にあった対策をとってみてください。
お肌のトラブルへの対策は、外側だけのケアでは十分ではありません。
美容は健康な身体づくりから!内側からケアすることが大切です。
\500人の美容感度の高い女性が選んだ/